富山県西部の自然・食・文化
北に「天然のいけす」と呼ばれる富山湾、南に秘境・五箇山を有し、豊かな扇状地が広がる地。
現代まで多彩な伝統文化を受け継いでいます。
世界遺産の五箇山
世界文化遺産の「白川郷・五箇山の合掌造り集落」に登録されている相倉と菅沼。みやげものや食事処の多い白川郷に比べ、そのひなびた山里風景が心に響きます。
散居村
散居で知られるこの田園エリアには、砺波を中心に菊の福野、アートの福光、彫刻の井波、芸能の城端、と個性あるまちが集っています。
氷見ブリ
北陸では冬のブリを「寒ブリ(氷見ブリ)」とよび珍重します。寒流の中で身が締まり、脂がのって、普通のブリとは一線を画す旨さ。刺身や塩焼き、ブリ大根、ブリしゃぶ、かぶら寿司など料理も多彩です。
富山湾の宝石 白エビ
白エビは、「富山湾の宝石」と呼ばれるほど透明で美しいエビです。体長6〜7センチほどで、富山湾、特に射水市新湊沖で大量に漁獲されますが、専業の漁が行われているのは富山湾だけです。漁獲には、特殊な底引き網を使います。
色とりどりの細工かまぼこ
富山湾から水揚げされる新鮮な魚を使って、かまぼこづくりも盛んに行われています。一般的なものは巻かまぼこで、赤巻きや昆布巻きなどがあります。
また、大きな鯛や富士山、鶴、亀など、おめでたいモチーフをかまぼこで作る細工かまぼこも見事。主に、結婚式の引き出物に使用され、お裾分けされます。
高岡御車山祭
前田利家公が秀吉から拝領した山車を、利長公が京都祇園祭にならって鉾山に改造させ、曳き回らせたのが始まりと伝えられます。高岡名工の技術の粋を結晶させた御車山が見ものです。商工の街、高岡の意気が伝わる、北陸を代表する祭りであり、国の重要有形無形民俗文化財に指定されています。昼は、7基の御車山が町々を巡行し、夜はライトアップ展示し魅了します。
井波別院 瑞泉寺
南北朝時代、後小松天皇の勅願寺として創建された浄土真宗の名刹。山門の「雲水一疋竜」は京都の名工前川三四郎の作品で、ここから井波に彫刻の技が伝わったといわれています。